当山は昭和9年10月に、松尾山青蓮寺(佐世保市白岳町)の庵浦別院として建立されたのが始まりである。爾来、60余年、庵浦地区檀信徒の信仰の拠り所となって来た。 その後、平成9年9月に「真言宗智山派
展海山六大寺」として、独立した宗教法人となる。また、建物の老朽化により、新堂宇の建立を発願。住職・総代・檀信徒一丸となり、平成10年10月、現在の地に新たな堂宇を建立する。名実共に新たな真言道場となり、現在に至っている。 六大寺は、佐世保湾を囲むように突き出た俵ヶ浦半島の中間部にあり、背後に西海国立公園の九十九島や五島列島をはるかに見渡せる小高い山の中腹に位置している。
本尊は地蔵菩薩で、この庵浦の地に鎮座されて以来、多くの人々の信仰を集め、その慈悲のみ光は檀信徒をはじめ信仰する者に普くそそがれている。